レトロな街並みが広がる倉敷美観地区

おすすめは美術館や博物館などを中心とした散策プラン

美観地区を観光する際、やはりはずせないのは白壁の街並みです。
倉敷川河畔を中心に白壁のお屋敷が並ぶ一帯と鶴形山の南側の山裾にカーブを描き延びる往来は、舟運で栄えた時代を感じられるとても風情溢れる眺めです。
柳が揺れる川沿いの散策は、日常から解放されのんびりと癒される時間を過ごせます。

美観地区を訪れる際に立ち寄っておきたいのが、大原美術館です。
美観地区のシンボルとしても知られる名高いスポットで、私立美術館ですが世界に名だたる名画が揃っており、国内外から年間約30万人もの観光客が訪れます。

岡山と言えば桃太郎を思い浮かべる人も多いですが、美観地区には桃太郎について知識を深められる博物館、桃太郎のからくり博物館があります。
錯覚を利用したからくり遊び、鬼が島の洞窟探検など楽しめる展示が満載で、友達同士の旅行でも童心に還って楽しめます。

寺社巡りをしたいときには、阿智神社がおすすめです。
鶴形山の山上にある神社で、宗像三女神を祀っている倉敷の総鎮守です。
境内にはアケボノフジの巨木である阿知の藤があります。
絵馬殿からは美観地区が一望できるなど、静かで美しい神社なのでゆっくりと参拝の時間を楽しめます。
藤の名所としても知られているので、時期を狙って足を運ぶのもおすすめです。

美観地区には、日本郷土玩具館という全国各地で作られた郷土豊かな玩具を収集した博物館があります。
古いものは江戸時代に作られたものもあり、約10000点もの展示物をじっくりと眺められます。
敷地内にはカフェも併設されているので、展示を眺めた後にゆっくりお茶も楽しめます。

倉敷は帆布やデニムでも有名な土地で、美観地区にはクラシキワークビレッジという倉敷の手仕事が集合した施設があるのでこちらもぜひ足を運んでみてください。
県産のデニムや帆布をはじめとした倉敷クラフトに携わる5店舗が集まった施設で、工房を見学できる他にワークショップに参加することもできます。

宿をとるならリッチなところがおすすめ

友達との旅行でおすすめの宿泊先と言えば、やはりザ・ワンファイブガーデンクラシキです。
手入れされた美しい庭のあるホテルで、24時間フロントのため夜遅くにフロントを訊ねても丁寧に対応してもらえます。
レストランもあるので、ゆっくりと料理やお酒を楽しめるのも魅力です。
アフタヌーンティーも提供しているため、ホテル内でゆっくり時間を過ごしたい派の人も大満足に利用できます。

ホテルでの時間を贅沢に過ごしたいなら、倉敷ロイヤルアートホテルもおすすめです。
ホテル内に4軒のレストランを併設しているので、ただ部屋でゆっくりするだけでなく旅の夜を優雅に過ごせます。
大理石のフロアを構えたとても豪華なホテルです。