眼前を流れる流氷を楽しむオホーツク海

海の男のロマン オホーツク海

北の海では、朝日の昇っていく風景を楽しむことができます。
オホーツク海は四季折々に姿を変え、海の幸を運んでくれます。
海の男のロマンが溢れる、海の幸の宝庫です。

春から秋にかけて連日の水揚げで活気づき、9月になるとサケの1本釣りを狙う人たちでにぎわい、海外線に並ぶ竿は数えきれない程になります。
1月~3月は冬の使者「流氷」のため、漁船はお休みです。

奇跡のオホーツク海の流氷

11月中頃サハリンの北、アムール川の河口付近の海上に流氷が誕生します。
流氷は流れながらどんどん成長し、北風と漂流に流され、2,000kmに及ぶ旅をして、1月中頃網走の沖合いに姿を現します。
一夜でオホーツク海が、視界いっぱいの白い大氷原(青白い大陸とも呼ばれている)に変貌する風景は、まさに奇跡に近いでしょう。

流氷とともにやってくるのが、おめめばっちりのアザラシやトド、国の天然記念物のオジロワシ、オオワシなど、流氷の天使「クリオネ」もここでしか会えない動物です。
流氷を間近で見る方法として、岬、展望台、クルーズ船など観光客がどれを選べばいいのと困るぐらい、観光方法の種類が豊富です。

自然を満喫できるスポット3選

網走湖は、海跡湖で、オホーツク海とは網走川で結ばれています。
湖の大きさは周囲39.2kmです。
4月下旬から湖畔にミズバショウが咲き乱れ、アオサギなどの野鳥を見ることができます。

蜃気楼は、オホーツク海より流氷が去った後の、よく晴れた日に現れることが多い蜃気楼。
遠くの沖合いに、巨大な流氷が姿を現すことがあります。
この現象を、「幻氷」と言われる蜃気楼になります。

まだ寒さの残る海上の冷たい空気の上に、暖かな空気が流れ込みことによって、密度の違う空気の層ができあがり、光を屈折させて、流氷の姿を海上に浮かび上がらせおります。
色々な条件が揃わないと見ることができない、蜃気楼です。

知床五湖は、知床半島を造る知床連山の山裾に火山性堰止湖。
原生林に囲まれており、水面に映し出される姿は神秘的と言われています。
知床八景のひとつです。

観光客用に、展望台や遊歩道が整備されており、ゆっくりすることが可能です。
遊歩道では動物の姿も見ることができるが、ヒグマの目撃情報もあるため、注意と対策が必要です。
近年では「利用調整地区制度」が導入され、入場制限や、事前レクチャーの義務付け、有料化などが実行されています。

オホーツク海の流氷 おすすめの宿泊先

・北こぶし知床 ホテル&リゾート
上質なサービスの提供により観光客を満足されます。
自然体験やネイチャークルーズが利用可能です。
お食事に出されるものは産地のものを使用した料理になります。

展望大浴場露天スペースでは、海と温泉の間が透明な板になっており、湯船につかるとまるでオホーツク海に浸かっているような感覚になります。
肌触りの良いお湯が、旅の疲れをやわらげ、湯あみを楽しめること間違いないでしょう。