家族旅行で酒蔵に行こう!
水とお米が美味しい地域は、日本酒造りに適しています。
国内にもいくつか日本酒を造っている酒蔵があり、蔵ごとに味も香りも違います。
全国に出荷している有名な銘柄もあれば、地元でしか飲めない地酒、酒蔵に行かないと入手できないお酒などいろいろです。
酒蔵の中には日本酒造りの工程を見学できるところがあります。
お気に入りの日本酒がどのように造られているのかを見た後は、試飲もできます。
同じ酒蔵で作る日本酒でも、造り方が違うと味も香りも違うので、それを飲み比べできるのも楽しみの一つとなります。
ほとんど酒蔵は無料で見学できるので、家族旅行のプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。
酒蔵見学の楽しみ方
酒蔵と言っても個人が経営する小さな酒蔵もあれば、大きな向上で大量生産している酒蔵もあります。
規模によって見学ツアーにかかる時間は変わってきますが、普段は見ることのできない酒造りの工程を見られるのは、日本酒好きにとっては嬉しいことでしょう。
子供はお酒は飲めませんが、酒蔵見学というだけでもなんとなくワクワクした気分になれるから、家族みんなで楽しめます。
酒蔵見学に行くなら新潟県がおすすめ!
県内には96の酒蔵があり、そのうち44件の酒蔵で見学ツアーを実施しています。
ただし酒蔵によっては事前予約が必要なところ、個人なら予約なしでもOKですが団体は予約が必須というところもあります。
受け入れ可能な人数も違ってきますので、念のため事前に予約や問い合わせをしておくことをおすすめします。
ツアー以外の個人で行く場合は、予約なしだと受け付けてもらえないことがあるので注意してくださいね。
おすすめの酒蔵
新潟県魚沼市にある越後ゆきくら館は、340年の歴史を盛る老舗です。
雪中貯蔵庫では、常に2度~3度という低温で日本酒を貯蔵しています。
雪の下で日本酒を貯蔵するという、国内でも珍しいスタイルで、夏でも雪が溶けないから1年中日本酒を冷やしておけるのです。
酒蔵の裏手には、山方湧き出る湧水を汲む場所があります。
ペットボトルを持参すれば無料で湧水を持って帰れます。
蔵内には1つのタンクが7,185リットルという巨大なタンクがあり、種類ごとに日本酒や梅酒などを貯蔵しています。
蔵内の見学が終わったら、お待ちかねの試飲です。
10種類の日本酒を無料で試飲できて、人気の銘柄を小瓶に入れたセットを買って帰ることもできます。
東京にも酒蔵があるのを知っていましたか?
青梅市にある創業1702年の小澤酒造は、酒蔵見学ができます。
見学が終わった後は、敷地内の庭園にあるきき酒処に移動して利き酒ができます。
お食事処もあるので、美しい庭園を眺めながら食事をしていくのもおすすめです。
無料で見学できますが、予約は必須となります。