なぜ恋人の聖地となったのか?
そもそもなぜ恋人の聖地というのができたのか?
恋人の聖地はNPO法人が立ち上げた、恋人の聖地プロジェクトがきっかけとなっています。
全国にあるデートスポットの中からいくつかを選び、そこを恋人の聖地としているのです。
選ぶ基準も恋人の聖地にふさわしく、夜景がきれいな場所や記念碑を立てられる場所を選んでいます。
デートスポットとしても大変人気がありますし、恋人の聖地でプロポーズする人もいます。
恋人の聖地プロジェクトがスタートしたのは、2006年4月1日ですが、今では全国に100ケ所以上の恋人の聖地が誕生しています。
恋人の聖地ができた背景
今も多くの女子に支持されている雑誌an.anが、国内旅行特集を組んだことがきっかけで、70年代~80年代にかけて国内旅行がブームとなったことがありました。
しかしその後は海外旅行にスポットが当たり始め、国内の観光地は人が減っていきます。
若い人がいない観光地は寂しいということから、若い人離れを解消すべく恋人の聖地プロジェクトが始まったのです。
恋人の聖地を観光地に設置しているのも、こうした背景があるからなのです。
若い人が訪れることで、地域が活性化するというメリットもあります。
現在は全国に140ヶ所の恋人の聖地が誕生しており、87ヶ所の恋人の聖地サテライトと海外にも3ヶ所恋人の聖地を設置しています。
旅行先で恋人の聖地があったら、ぜひカップルで足を運んでみてください。
おすすめの恋人の聖地
神奈川県の江ノ島にある龍恋の鐘は、都心からも気軽に行ける恋人の聖地として人気です。
近くの売店で南京錠を買って、そこに2人の名前を書いて、鐘を鳴らしてから周囲の金網に南京錠をつけると永遠の愛を手に入れることができると言われています。
夕方からはイルミネーションでライトアップされて、とても綺麗です。